こんにちは、萌の会です。
寒の戻りでしょうか。寒い1日でしたね。
きょうは、新宿御苑のお茶会に行ってきました。
苑内のお茶室「楽羽亭」で行われたお茶会です。
楽羽亭の前には立派な木蓮の木があり、写真好きの方が
三脚を並べて撮影している姿も見受けられました。
きょうのお茶会は、表千家。
お濃茶、薄茶の2席楽しむことができました。
流派が違うと、いろいろな発見があり、お点前を見ている
のが楽しいですね。帛紗をぽんっ!と鳴らすのが特徴的。
また、薄茶は裏千家と違って泡立てないのも新鮮です。
お菓子は、濃茶が橘。薄茶が桜まんじゅう。
桜と橘。今は、3月。
これは、雛祭りの飾りにある、左近の桜、右近の橘を連想
させるものだそうです。
左近桜(さこんのさくら)は、平安京の内裏にある紫宸殿
正面の階段から見て左にあった桜の樹。右近橘(うこんのたちばな)は、平安京の内裏にある紫宸殿
正面の階段から見て右にあった橘の樹。
左近桜に相対したものである。
Wikipediaより
お菓子を見て、まぁ雛祭りですね〜♪と気の利いたことを
言えるようになると席主の方と話も弾むことでしょう。
わたしは・・・
「桜と橘で雛祭りになりました」と説明されたときに
桃の節句なのに桜と橘???と思って聞いていました。。
それから、「膳所」。
これ、読めるでしょうか?
「ぜぜ」と読むそうです。
滋賀県大津市の地名で有名な窯があるそうです。
濃茶席も薄茶席も膳所焼(ぜぜやき)が使われていて、席中で
「これは、ぜぜです」
「こちらはぜぜでして」
と言われるたびに
(わたしの頭の中では)
ぜぜ?
ZEZE??
是々??
じぇじぇじぇ?
と間違った変換が行われていました。。
まだまだ知らないことがいっぱいです。
席主の方は、何ヶ月も前から季節に合わせたお道具の
取り合わせを考えていると聞きます。
その趣向を伺うことがお茶会の楽しみのひとつです。
お花見と一緒にお茶会に出かけてみるのもいいですね♪